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2005年6月15日 (水)

難民認定の判決

今日は午後から、大阪高等裁判所の難民認定を求める裁判の傍聴に行きました。

ミャンマー人のマウンマウンさん(37)は政治的迫害の恐れがあるとして、入国管理局に難民認定の申請をしたが、それが認められず、退去強制処分(国外退去命令)を受けました。退去強制処分他の取り消しを求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は、マウンマウンさんを難民と認定する勝訴の判決を言い渡しました。
難民に当たるかどうかが争われた裁判で、高等裁判所が「難民に該当する」と判断し、国側が敗訴するのは今回が初めてです。

マウンマウンさんは、1988年のビルマ民主化デモに参加。民主化運動への参加が当時の政府に知られたことで、しばらくビルマ国内で隠れ住んだのち、出国して韓国へ行きます。その後2001年に難民としての安定した地位を求め、日本に入国しました。しかし、日本では、入国直後から入管の収容施設に収容され、西日本入国管理センター(茨木市)での1年半の収容生活の後、2003年放免されました。その年に国連高等難民弁務官事務所(UNHCR)から難民として認定された(「マンデート難民」)にもかかわらず、法務省はマウンマウンさんを難民として認定せず、第一審の大阪地方裁判所はこの不認定決定を支持していました。

国側が上告するかどうかは未定ですが、最高裁までもつれる可能性も高いものと思われます。

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コメント

初めまして。

ご興味がおありのようなので。

国は上告を断念したとの情報が入ってきました。

マウンマウンさんは、難民と認定され、日本での在留が認められることになります。

本当に良かったです。
               yuewei記

コメントありがとうございます。

マウンマウンさんの判決が確定し、在留が認められて良かったと思います。
入管の対応も、この判決に従って今後変わってくればと思うのですが、難しいでしょうね。

今後ともよろしくお願いします。

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