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2005年7月 4日 (月)

北朝鮮の状況

今日は機会があり、大阪市内で「ウラジオストック・琿春・平壌 視察旅行の報告会」なるものに参加しました。

最近中国の情報はたくさんあり、特に上海の状況など日本のテレビでも毎日のように報道されています。我々日本人にとって、この北朝鮮国境地域の話題・知識といえば、ほとんどが川を渡る北朝鮮の脱北者というイメージしかないのではないでしょうか。ウラジオストック(ロシア)・琿春(中国)・ラジン(北朝鮮)は、お互い距離的にはすごく近いのですが、そこには国境があり、民族も違います。歴史をみれば、ここで様々な紛争が絶えなかったということはある意味で仕方ないことです。今日の話では、今は平和で、争いのない、穏やかな地域であるように思え、だいぶ印象が変わりました。また琿春では北朝鮮の労働力を使ったビジネス展開も期待できるという話はかなり新鮮でした。日本企業も、物価の上がった上海地域を離れ、リスクはあるものの、投資先としてこの地域を選び、進出して行くことも考えられます。電力が豊富で、日本からの距離的に遠くなく、日本に来る定期便の便数さえ増えれば、ある程度の条件は整いそうです。

北朝鮮の情報は報道制限があることもあるのでしょうが、国内事情がどうなっているのか想像がつきにくいです。近年日本から近いアジアで都会といえば、東京、大阪、北京、上海、ソウル、台北、香港などが挙げられますが、初めて訪れる場所でも同じようなチェーン店が進出し、聞いたような国際ホテルがあり、カルチャーショックなど感じることはないのですが、平城だけはそんなものがあるとも思えず、想像がつきません。200万人が住む大都会ではありますが、店はどんな店があるのか、公共交通機関はどうなっているのか、人々はどんな服装をして、どういうことをしているのか。一度行って、体験してみたいものです。

また、北朝鮮には中国企業がどんどん進出しているようです。これは世界中どこでも、稼げる場所に進出する華僑パワーとでもいうべきでしょうか。他には欧州企業の投資もあるようです。これは、金正日政権の崩壊を目論んで、将来の民主化された政権化になったときの拠点を作るという意味もあります。この点日本は拉致問題絡みで、政府間のやりとりがギクシャクしている上、あまりにも北朝鮮という国のイメージが悪くなり、企業が進出できない状況になってしまっていることが原因で、投資もビジネス計画もほとんどない状況です。北朝鮮進出に関して、日本はかなり遅れをとっているでしょう。

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コメント

中国は広いですね。やっぱり。
ここがだめになったらあそこ、あそこがだめになったらそこ、みたいに次から次へとボコボコと投資候補先が出てきますね。
これからは、シベリア開発の時代だ!というのを聞いたことがありますが、中国東北部からさらに北側はまだまだ未開拓で、魅力的なのでしょうね。

アジア諸国の中で一番国土が広いということが中国の可能性の大きさです。その点、日本、韓国、台湾の状況とは少し違います。
中国以外は国土、、資源、人口に物理的な限界があり、経済発展の壁にぶちあたっているような気がします。

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