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2005年10月13日 (木)

産学共同研究

今日は大阪工業大学で日中新知財戦略の展望という内容の講演を受けて来ました。
産学共同研究について、企業の立場から、大学の立場から、中国の実例などを聴くことができ、非常に新鮮で、内容の濃いものでした。

知財とは、知的財産権の略で、一般に特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権などを総合的に捕らえたものです。

産学共同とは、私のような文系の大学へ行った人にはピンと来ない部分もあるのですが、要するに企業と大学の共同研究を行うことです。大学には知識があり、先端の技術があります。一方で、企業には設備と人材があります。企業が毎日ただ同じものを生産するだけならば、先端技術は必要ではないのですが、革新が激しい昨今では、先端技術をうまく取り入れていかないと生き残れないのです。技術と設備これをうまく機能させることで、新発明が実現化されやすくなり、企業は大学が持っている特許を利用しやすくなります。

中国では既に産学共同研究は進んでいるようで、かなり実績があります。日本ではこれまで、松下と大阪産業大学の他、あまり多くの実績はなく、これから早急に取り入れないといけないと思われます。

大阪産業大学には、知的財産学部という私が学生の頃には聞いたこともないような名の学部があり、たくさんの学生が弁理士を目指して勉強しているということです。将来を担う若い学生達にはこの分野でおおいにがんばって欲しいものです。世界の工場の名を中国に奪われた形の日本の生き残る道は、知的財産制度を充実させることしかないのかもしれません。

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