中国の就職難
最今の就職難で、就職が決まらない学生が多いと新聞やテレビでたまに話題になっています。それでも18年ほど前、日本ではバブル絶頂期のころ、大学生の就職状況はすこぶるよいものでした。職場は企業の売り手市場で就職率も非常に高かったのです。特に理系の学生などはひっぱりだこでした。
中国は、経済を市場開放する前大学進学率は2%ほどでしたが、大学を出た学生はエリートで、仕事は政府が決めてくれました。
今や経済成長著しい中国は、大学を卒業した学生はいくらでも就職があるのではと想像できます。しかし、実態は卒業を控えた大学生の半数は就職が決まっていないという悲惨な状況で、卒業後も就職口を探して毎日面接、活動を行っている人が大半なのです。大学への進学率が急速に伸びていることも原因なのでしょうが、あまりにも急激な経済成長とともに、いろんなところにひずみが来ているのかもしれません。
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