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2006年1月 8日 (日)

中国株 2

毎年10%弱の高い水準で経済成長率を上げている中国経済なので、中国株の現状はさぞよいものだろうと想像される方も多いと思います。低迷していた日本経済も最近の株価はうなぎ昇りであるので、余計にそういう考えが思い浮かぶかもしれません。

実際の株式市場の現状はどうでしょうか?実は中国の株式市場は、長い株価の低迷にあえいでいる状態です。本来ならば国内経済が好調で、多くの企業の業績が上がっているのため、株価もその反動で上がるはずなのです。しかし、現在中国は計画経済から市場経済への移行している時期で、国営企業の民営化が進行中です。これは日本の郵政民営化のようなものが、はるかに大きな規模で行われていると言ってもよいかと思います。その中で国営企業の資産価値をどう評価するのかが大きな問題となっていて、評価の基準、手法、公平性、公開性など解決すべき問題も多いです。
 
賄賂が横行する習慣、汚職が日常茶飯事であった幹部などの問題も民営化に移行する際の問題となり、民営化に反対する声もあります。国有企業が民営化することで株式上場される訳ですが、正常な民営化が成されている市場が判断するのは企業の業績だけでなく、民営化への移行の評価でもあります。この部分で不透明な部分が株式購入に対する不信感を招き、相対的に株価が低迷している原因となっているようです。

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