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2006年1月12日 (木)

鳥インフルエンザ

鳥インフルエンザは鳥類がインフルエンザウイルスに感染して起こる病気です。鳥インフルエンザウイルスに感染して発病するのは、にわとりや七面鳥等の家きんに限られ、野鳥はほとんど発病しません。また、鳥インフルエンザウイルスの中には鶏などを死亡させる毒素があるものがあり、その感染による病気を高病原性鳥インフルエンザと呼んでいます。家畜伝染病予防法での「鳥インフルエンザ」とは、インフルエンザウイルス感染による家きん(にわとり、七面鳥、あひる、うずら)の病気のうち、高病原性鳥インフルエンザでないものです。つまり、H5あるいはH7亜型以外の毒素が少ない鳥インフルエンザウイルスの感染による家きんの病気と言えます。

この鳥インフルエンザウイルスが、アジアから欧州へ急速に広がりつつあます。今はまだにわとりやアヒルの感染にとどまっていますが、人への感染や、人から人への広がりが、いつ起きてもおかしくない状況です。
 
世界保健機関(WHO)は大流行が起きると警戒しています。渡り鳥が移動するこれから冬にかけての時期、特に北半球では厳重な注意と対策が必要です。渡り鳥の進路に沿って、今後、中東やアフリカ地域に拡大するのは時間の問題とし、各国に監視体制の強化を求めています。H5N1型(高原性インフルエンザの一種)で亡くなった人は、アジア各国ですでに数十人に昇っています。

鳥インフルエンザが油断ならないのは、アジアの農業国では人々がにわとりと深く結びついた生活をしていること、経済の面でもにわとりへの依存が強いということからです。 これまで、家きんから人への感染は確認されていますが、まだ人から人へ感染した例は、確認されていなません。しかし、感染した鳥が増え、人との接触の機会が増えると、ウイルスの遺伝子が変異しやすくなり、人への感染や人から人への感染の危険性が強まります。
そうなると、極めて深刻な事態となります。人は新しいウイルスに対する免疫力を持たず、流行が始まると、かつてのスペイン風邪のように犠牲者が数千万人に膨らむ恐れもあるとされています。そのためにも病院の受け入れ体制や、薬やワクチンの手当てなどある程度の国内の備えしておくことが重要です。

感染初期には抗インフルエンザ薬の「タミフル」が有効とされていて、先進主要国で増産計画があります。それだけでは充分ではなく、新型のウイルスが出てくれば対応しきれないという、こころもとない状況であります。

新型インフルエンザは、人類を脅かす共通の敵です。人への感染が拡大してからでは遅いのです。アジア、欧米の各国が感染情報を共有し、早期対策に足並みをそろえることが重要です。

数年前にSARS(重症急性呼吸器症候群)が世界にまん延した過ちと同じことだけは繰り返さないようにして欲しいです。

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コメント

今年になってから連続UPですねっ☆
中国関連情報、たくさんお願いいたします!

ハルビンの農村でも鶏は軒下で飼われていました。零下30度ともなるのに、金網の中で囲いもなかったです。厳しい環境でも丸々太って、つやもよかったですよ~。はい、味もよかったー(笑) 地鶏だそうです。
冬に南のほうに旅する気持ちにどうしてもなれないですね~。。。

コメントありがとうございます。

Nancyさんは寒いのは全然大丈夫ですか。というか平気みたいに聞こえるのですが。

また遊びにきてくださいね。

寒いのはダメダメですよ~~。ブルブルガクガク(笑)

ただ興奮しちゃうと、もう夢中なので。。。結果としてへっちゃらなような~。
今回の中国では、ほっかいろ&ババシャツ、厚手のセーター重ね着など、あらゆる手段を講じました。

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