中国外食産業事情セミナー
今日は大阪のヒルトンホテルであった「中国外食産業セミナー」に参加しました。昨年中国の大連に日本でおなじみの「ぎょうざの王将」が進出したことは記憶に新しく、セミナーでは大連の王将の開店に至るまでの苦労話が、実話で詳しく聞くことができました。
すでに中国に進出している日系のラーメン店(メニューを見るとラーメン店とは言えないのですが)は、ご存知味千ラーメンです。すでに80店舗を出展し、中国各地の主要都市に店舗があり、行ったことある方も多いと思います。
味千ラーメンは、その街の一等地に出店し、かなり現地向けにアレンジしたものですが、日本料理のメニューは豊富です。ラーメンだけでなく、定食やカレー、丼もののほか一品料理もたくさんあります。昼間はファミリーレストラン、夜は居酒屋という感覚で利用する人が多いそうです。
ファミリーレストランといえば、サイゼリアです。価格を急激に下げてから、顧客が増え行列ができる店もできました。まだなじみが小さいかもしれませんが、日本式ファミリーレストランを中国で定着させた功績は大きいと思います。
中国の上海、北京他主要な都市に行くと日本料理店がたくさん見られます。タクシーで街を走るとたくさん日本料理店の看板を見かけます。多くの店ができている反面、止めて閉店する店も多いようです。
中国に出店する場合に重要なことは、味や店舗の雰囲気のほか、現地調査を十分すること、現地の信頼できるパートナーを探すこと、法律面で相談できる人を作っておくこと、業種によってある許認可に注意することでしょうか。
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コメント
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3年前の無錫で、進出企業の現地滞在日本人に向けて、日本料理店があっちこっち見かけました。八百半にあるモースバーガーが美味しかったが、初めて賞味した日本流ラーメンがまあまあでした。こっちに来て、本筋のラーメンが美味しかったですが、私として、具と味はもっと豊富濃厚であれば良いなと考えます。
初めてのコメント、すみません。
投稿: 徐佳 | 2006年3月25日 (土) 18時39分