入国審査手続き(指紋・顔写真の提供)
昨年公布された入管法(出入国管理及び難民認定法)が11月から施行されます。テロ対策ということで個人識別情報を入管が取得するという制度です。
具体的には、外国人が日本に来る際、空港などでの入国申請時に指紋と顔写真を機械で読み取り、個人の情報の提供をするということになります。これを拒否すると日本への入国は拒否され、国外退去となります。
対象者は日本に来る外国人ほぼすべてですが、特別永住者(在日韓国人など)、16歳未満の者、国の機関が招へいする者等は義務を免除されます。
この新しい制度は他人のパスポートで入国したり、犯罪対策には非常に有効な手段として期待できます。反面、過去に外国人登録の指紋押捺が社会問題になり、廃止したという経緯があることから、非常に微妙な問題もはらんでいると思います。
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在日、いわゆるOld Comerの指紋押捺拒否問題で、某区役所担当課長氏が特別永住者を口頭説得している場面に出くわした事を思い出す。
20数年経過した事に。
投稿: 名古屋より | 2007年10月13日 (土) 20時27分