裁判員制度始まる
今日(平成21年5月21日)から裁判員制度が始まりました。
近々始まるのは分かっているつもりでしたが、準備が不十分なままで見切り発車
した感は否めないのではないでしょうか。
これまで、裁判所というのは一般に人にとって敷居が高い場所です。
特に刑事事件などは、何らかの事件に関与した人でない限り、
関係ない場所か、新聞やニュースで聞くだけの場所であったはずです。
まだ一般の人にとって「裁判員制度って何ぞや?」という感じだと思いますが、
基本的には、一般の人が裁判所に行き、裁判官と共に刑事事件の判決をするという
制度です。
これからは、普通の会社員や主婦が、突然いきなり選ばれて、裁判員になるということが
ありえるのです。
裁判の期日には仕事を休んで裁判所に行かないといけません。
自分には関係ないということはあり得ないのです。
そこまで、国民がわかっているようには見えないのですが・・。
巷では、インフルエンザの話題が聞こえても、裁判員制度の話題は聞いたことがないです。
ちなみに、私自身も選ばれて、裁判員になるかもしれないなどという実感はまったくありません。
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コメント
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そうですね!
わたしも見切り発車という感じがあります。
アメリカでそういう制度があるみたいけど実際はどうやっているのでしょうか?
一般のひとにいきなり刑事裁判の権利に与えられて、誰も耐えられないだろう。刑事裁判はもともと楽しいことじゃないでしょう。裁判についてみんな関心を寄せるけど、身を投じて参入したいひとはあまりないだろう。よく考えべきかなあ
投稿: | 2009年6月18日 (木) 22時55分
アメリカは陪審員制度ですね。
一般市民が参加するという点では、似ています。
個人的な意見としては、何でもアメリカの制度を真似しないといけないという感がありますね。
投稿: | 2009年6月20日 (土) 09時47分